怖さを克服

僕はとっても恐がりだから何か言われると怖くなっちゃう。
と泣きながら息子が言った。

自分自身を恐がりと受け入れ、言われる事への恐怖を受け入れられない事をしっかりと観察している。この言葉を聞いた時「すごい」と感心したよ。大人になるにつれて自分自身を大きく見せ、失敗に怯える姿を隠そうとしてしまう。
なのにそれをサラッと言ってしまう子供の正直さ。

「実はパパも恐がりなんだ。」と伝えたが息子にはそう映っていないようだ。
続けて僕はこう説明した。
「パパはね、恐がりだけど怖くなっても怖くならない方法を知っているんだよ」ってね。
「どうやるの?」って聞かれたから前置きを交えながら子供にもわかりやすく伝えてみた。

目は何のためにあると思う?
耳は?
鼻は?
口は?

目は見るため。耳は聞くため。鼻は匂いを嗅ぎ分け、口は食べたり話したりするために存在している。
怖いときはどうなるか?

目をとじ、耳を塞ぎ、声が出なくなる。鼻は存在する事すら忘れてしまう。
怖さを消すにはその反対をやれば良いんです。

しっかりと見つめ、何を言っているのかを聞き取り、正直に話す。

相手が何を思っているのか怖ければ、正直に聞けば良い。
相手に怒られていると思うのなら、しっかりと聞けば良い。
何に対して怖いのかわからないときは自分自信の奥深くを見つめれば良い。

じつは不安と恐怖は似ているようで別もの。

大抵の不安は自分自身が知っている。結果に対しての不安なのであれば何をやり残しているのか?を見れば良い。そしてやらなかった自分を受け入れる。どんな結果であれ受け入れる。結果が不本意であるのなら二度と同じ結果を出さなければ良いだけ。

そんな話を息子にしたら安心した様子でスヤスヤと眠りについた。

きっと僕にバレたらいけない事でもあったんでしょう。
翌日謝ってきました。
「保育所のお花をポキって折っちゃった」

心の中にある罪悪感の大きさは人によって違うけど、息子にとってはとても悪い事だったんでしょう。正直に言えて良かったね。黙って溜め込むよりもやってしまった事を素直に謝った方が何倍もラクだと思います。

でもそれが怖いんですけどね。。